エムアンドアール インドの手織り風デニムに注力

2019/09/27 06:26 更新


 ジーンズカジュアルOEM(相手先ブランドによる生産)企業のエムアンドアール(京都市、山根進社長)は、20年春夏向けの生地でインド産のカディ風デニムに力を入れる。

 カディはインドの伝統手織り素材。同社はカディの風合いを持つ印アルヴィンドのデニムを輸入販売するとともに、自社のベトナム工場で製品のODM(相手先ブランドによる設計・生産)を強める。デニム市場は厳しいとみて、「春夏物でデニム製品の販売を強められる天然素材が重要」(山根社長)とする。

 同社はカディ風インディゴ糸染めの柔らかいムラ糸デニム、60番手コーマ糸使いで2.3オンス(1平方ヤード当たり)と超軽量の薄手デニム、イージーケア製品を作れる緯糸ポリエステル・経糸綿の両方をインディゴ染めしたブルーテック生地の3素材を「インディアブルー」と銘打ち、注力する。

超軽量のカディ風デニムを使ったシャツ


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