「マメクロゴウチ」がベーシックライン シルクで普段使いしやすいワードローブ

2021/05/20 11:00 更新


 黒河内真衣子のレディスウェア「マメクロゴウチ」は、タイムレスでシンプルなデザインの「マメクロゴウチベーシックス」を立ち上げた。6月から、直営店のマメクロゴウチハネギと自社EC、伊勢丹新宿本店と三越伊勢丹オンラインストアで販売する。

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 ブランドを始めて10年が経過し、これまでに培った物作りを凝縮し、象徴的なデザインを生かしつつ、すっきりとそぎ落とした形のワードローブを提案していく。様々なライフスタイルを持つ人たちが、必要なタイミングで購入できるよう、定番として通年・永続的な販売を予定する。

 今回のコレクション01は、素材の選定から完成までに3年を費やし、黒1色で合計8型を作った。「メインコレクションでも多用するシルクをより身近に取り入れてほしい」と黒河内。日常使いやすい耐久性を配慮し、パターンの微妙な修正を繰り返し、着心地よく、運動性の高い形に仕上げた。国内産地で織り上げ、黒に深みを出したドレス(8万2000円から)は、素肌に心地よい質感で、体のラインに沿った曲線のフォルムを描き、軽やかにドレープする。カーディガン(6万円)やフレア袖のセーター(4万8000円)などのニットアイテムもある。同様に国内生産で、シルクに特殊な加工を施し、家庭洗濯が可能。全アイテムに、和紙を使ったガーメントバッグを付けている。

マメクロゴウチベーシックス
マメクロゴウチベーシックス


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