《トップに聞く》ルミネウィング社長 重森淳一氏 地元客に安心と信頼提供し順調

2024/05/10 12:00 更新有料会員限定


重森淳一氏

 隣接する大船ルミネウィング(神奈川県鎌倉市)は99年から分割管理しているが、かつて同商業施設の店長を4年間務めてきた重森氏は、いったんルミネ本社に戻り、そして昨年秋に4年半ぶりにルミネウィングの社長として大船に戻ってきた。神奈川県でも「上質な市場」といわれる大船、鎌倉、藤沢の湘南エリアの中で、ビル(施設)権利者と協力しながら「ときめきと感動を提供し続ける」と意気込む。

(小川敬)

 上質な市場ですが、商圏範囲は横浜や都心との競争も激しく、それほど大きくはありません。足元客を大切に「上質なライフスタイルの提供」を軸にした姿勢を貫くことが、過去にもこれから先も顧客に信頼される条件だと考えています。食品が売り上げの半分を占める館で、JRから湘南モノレールに乗り継いで西鎌倉や片瀬山駅方面に住む顧客が比較的多く、食品も上質なものが売れるという特徴があります。

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