ルミネは25年3月期に全社売上高(EC「アイルミネ」と海外を除く)が3822億8400万円(前期比7.4%増)、コロナ禍前の18年度比で9.8%増となり、全15施設のうち8施設で過去最高を更新した。今期も順調だ。前期に開始した新たな施策も軌道に乗っている。表輝幸社長に好調要因と今後の方針を聞いた。
(有井学)
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掛け算の力
23年6月に社長に着任して以来、重要性を強調してきた「ルミネ理念」が社員、ショップスタッフにかなり浸透してきました。2カ月に1回のペースで、全館の現場を巡回し、全スタッフに向けて「お客様の思いの先を読み、期待の先を満たす」という理念と思いを伝え、社員、スタッフの人たちが力を発揮しています。リアルの価値を生む人の力、現場力こそがルミネの強みであり、それが好業績の原動力となりました。
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