ルミネがJR新宿駅で運営するルミネ新宿とルミネエストはショップと連携して、中心客層の需要喚起策に取り組んだ成果で、主力のレディスファッションを中心に売り上げが回復している。政府の水際対策が緩和された昨年10月以降はインバウンド(訪日外国人)売り上げも大きく伸び、全館売上高に寄与している。今後も改装と販促を積極化し、来期(24年3月期)は売り上げの本格回復を目指す。
(有井学)
ルミネ新宿の今期売上高は今年2月までで前年同期比25.1%増、19年度同期比13.3%減、同社の指標である18年度比で12.3%減。衣料品は23.6%増、19年度比と18年度比ともに8.9%減と健闘した。館全体として、下期は「今年1月を除く全ての月で予算超え」(草薙恵美子常務ルミネ新宿店長)。昨年10月と今年2月は19年度同月を上回った。
春は20区画を刷新
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!