新市場作れるか4800円スーツ ワークマン、AOKIは需要つかむ

2021/05/12 06:30 更新有料会員限定


2月に導入した3万点は完売したワークマンの「リバーシブルワークスーツ」

 コロナ禍でニューノーマルに対応した仕事着の需要が急増している。ワークマンが今春、「裏返すとスーツになる作業服」を4800円(税込み)という低価格で市場に投入したのをきっかけに、紳士服専門店のAOKIでも同じ価格帯でテレワークを想定した「アクティブワークスーツ」の販売をEC専用で開始した。両社とも滑り出しは堅調で、既存スーツと一線を画した新たな市場の創出に期待を寄せる。

(大竹清臣)

 以前からクールビズの定着によるオフィススタイルのカジュアル化が進み、この数年も高機能セットアップの人気が続いていた。そこにコロナ禍の働き方の激変が追い打ちをかけ、従来型のテーラードスーツの需要はさらに落ち込み、スーツ市場は大幅に縮小している。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事