ルイ・ヴィトン、伊勢丹新宿に限定店

2016/07/06 15:29 更新


 ルイ・ヴィトン・ジャパンは伊勢丹新宿本店メンズ館1階に期間限定ストアを開設した。6日から19日まで。16~17年秋冬のメンズ・コレクションアイテムに加え、「フラグメントデザイン」を主宰する藤原ヒロシ氏がキュレーションした同店限定のカプセルコレクションを揃える。

 コンクリートやフロストガラスを使った店頭は、藤原氏がディレクションする東京・銀座のコンセプトストア「ザ・パーキング銀座」の雰囲気を取り入れた。商品は6割が限定品で、目玉商品の一つとして、モノグラムを再解釈した「モノグラム・エクリプス」も揃う。ボストンバッグ19万6000円、メッセンジャーバッグ23万9000円など。

 伊勢丹新宿本店にはルイ・ヴィトンの常設店は無いが、メンズの期間限定店は15年8月に続く2回目の開催。「前回の限定店の成功を受け、今年は異なる切り口での取り組みを考え、私にとってのヒーローの一人である藤原氏にキュレーションを頼んだ」と、ルイ・ヴィトンのメンズのアーティスティック・ディレクター、キム・ジョーンズ。

 「キムとは彼がまだ学生だった18年前から友人で、何か一緒にやりたいと思っていた」と藤原氏。初日の6日朝には、限定品目当ての客が大行列を作った。「客のニーズと限定店という限られたスペースが合っているかを検討し、今後の新しい展開を考えたい」と大西洋三越伊勢丹ホールディングス社長。

モノグラム・エクリプスなどの同店限定商品が揃う店内
モノグラム・エクリプスなどの同店限定商品が揃う店内
内装は銀座のコンセプトストア「ザ・パーキング」のイメージを取り入れた
内装は銀座のコンセプトストア「ザ・パーキング」のイメージを取り入れた


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