ルブタンが印・デザイナーと協業 ビンテージ素材使い

2017/11/14 11:00 更新


「クリスチャン・ルブタン」×「サビヤサチ」

 シューズブランドの「クリスチャン・ルブタン」は、インドのオートクチュールデザイナー、サビヤサチとの協業による限定シューズを発売した。

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 サビヤサチはモード誌『ヴォーグインディア』でも頻繁に取り上げられる存在で、ボリウッドスターにも人気のデザイナー。ルブタンの友人でもある彼は、長い年月をかけてビンテージのサリーやリボン、ビーズを集めてきた。それを見たルブタンは、「眠らせておくのはもったいない」と、協業が決まった。ビンテージ素材はどれも希少なものばかり。いろいろな色柄の素材を組み合わせて商品を仕上げている。

 若草色やロイヤルブルーのシルクジャカードを組み合わせたパンプス(写真、15万4000円)から、グラディエーターブーツ(38万5000円)まで、約380点を製作した。装飾をふんだんに施したバッグやチャーム(7万1000円)、スニーカーも充実する。全て一点物。販売は世界8店舗のみ。日本では青山店で販売中だ。

 商品は、ルブタン自身も登場する絵本とともに販売する。魔法にかけられたボリウッド女優に、ぴったりの靴を履かせたら魔法が解けるという遊び心のある話が描かれている。



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