「ロエベ」は、英テキスタイルデザイナー、ウィリアム・モリスの作品から着想したカプセルコレクションを発売した。クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンはモリスの「大ファン」。その熱意から、モリス商会のアーカイブにアクセスする許可を得て、オリジナル柄のアイテムを作った。
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選んだ作品は、1874~1883年にデザインされた、イチゴと鳥を描いた「いちご泥棒」や動物が勢揃いする「フォレスト」など4種類。自然から着想したおなじみの柄だ。ぬくもりある柄をパンキッシュなオレンジやブリーチデニムと組み合わせてよみがえらせた。
柄は、人気バッグの「パズル」や「ハンモック」などを楽しく彩り、ウェアの種類も多く、革ジャンの背中にはキツネの後ろ姿が描かれた。「ウィリアム・モリスは生活工芸品に対する私たちの見方を根本から変えた人」とアンダーソンは語る。
コレクションは全国のロエベブティックで販売し、伊勢丹新宿本店では21日まで期間限定イベントを開催する。