尾州産地のウール生地を使ったロリータ服の「尾州ロリィタ」は7月15~17日、愛知・野外民族博物館リトルワールドで協業イベントを行った。
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『不思議の国のアリス』をモチーフにした同施設の40周年記念イベント「いろんな国がアリっス」の一つ、「地元×リトルワールド」として地元企業や大学などの協業イベント第3弾によるもの。
イベントでは不思議の国のアリスをイメージした水色や青のアリスクッキーやリボンを販売。ほかに尾州産地の毛織物を使った尾州ロリィタの着用体験や有名ロリータモデルの撮影会も行った。
着用体験では大人用ドレス18着、子供用ドレス4着、メンズスーツとシャツを1着ずつ用意。参加者は好きなドレスとヘッドドレスを選び、5分間または20分間の撮影を楽しんだ。
尾州ロリィタのファンのほか、同施設に遊びに来た親子も多数参加。初日の開始1時間半で22人が着用体験し、「予想以上の反響」とデザイナーのショコラさんは話した。
着用体験に来た姉妹は「サイズ感を試したくて試着したかった。ウエストの位置が分かり良かった」と満足そうに話した。
ショコラさんは「イベントの話を受けたときはまさかと思った。百貨店のイベントなどはロリータ服のファンがほとんどだが、今回は普段ロリータ服になじみがない人たちが子供から大人まで楽しんでくれてうれしい」と話した。