レリアンは、40~50代女性を主力対象とする「ネミカ」を神戸阪急4階に開設した。5店目で関西初、百貨店への出店は初めて。
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売り場面積は98平方メートル。服、服飾雑貨は「パトゥ」「ピーエルアールディ」「インコテックス」など国内外の仕入れブランド、他の店舗より比率を高めたオリジナルの「ネミカ」で構成する。ネミカは、アートとバラと服をテーマに掲げており、同店でも、ガラス職人の安土草多や陶芸家などの器といった「身近なアート」も販売する。什器にアンティーク家具を使用し、洗濯ブラザーズが手掛ける洗剤「リブレ」や同ブランドとの協業商品も扱うなど「暮らしに寄り添う」店作りを意識している。
ネミカは、東京の広尾に1号店を開設、以後、玉川高島屋SC、21年春に名古屋・星ケ丘テラス、22年夏に東京・神楽坂に出店した。既存店の22年度(23年3月期)売上高は前年比15%増だった。今春の23年2~4月は同30%増で19年実績を上回っている、という。今後、「1年に1店以上のペース」での新規出店を見込んでいる。