パリ左岸の百貨店ボン・マルシェ・リブ・ゴーシュで、日本をテーマにしたイベント「スーパー・ジャポン」が開幕した。本館を日本のコンビニエンスストアに見立て、食品からファッションまで幅広い商品を揃える。食品館ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ(LGEP)でも連動企画を行う。
(パリ=松井孝予通信員)
本館は、天井に配したこいのぼりをたどりながら、巨大なコンビニの売り場を巡るように構成した。パリの日本食専門店「イラッシャイ」は、調味料やだし、ソース、菓子など約1000品目のうち、半数を同館で提案する。
文具ではロフトが筆記具やマスキングテープ、付箋(ふせん)などを揃え、子供向けにはモンチッチやたまごっち、ハローキティなどのキャラクター商品を集めた。ビューティーでは、東京のドラッグストアをイメージした「Bijo」(ビジョ)がスキンケアやヘアケア、日焼け止めなどを販売する。週末には肌診断や頭皮マッサージ、フェイシャルケア、ネイルなどのサービスも提供する。
ファッションでは、「CFCL」「タイオン」「エドウイン」「メーカーズシャツ鎌倉」などを紹介する。10月13~18日には「ペネロピーズ」が日本人デザイナーの希少なビンテージを集め、同店初となるウィメンズファッションのオークションを開く。
LGEPは、日本の食や工芸、文化を伝えるパリの複合施設「オガタ」と、限定パティスリーを共同で考案した。LGEPのシェフ・パティシエ、ティボー・ルロワ氏と、オガタのシェフ・パティシエール、石井美紀氏が手掛けた。ほうじ茶のガナッシュや、そば茶を使ったサクサクとした生地に、5種類の日本茶で作った「ひとくち菓子」を合わせ、フランス菓子と日本の菓子文化を融合した。10月18日まで。

