大手百貨店の8月売上高(既存店ベース、速報値)は5社中3社が前年同月実績を上回った。国内客、インバウンドともに堅調だった。衣料品や服飾雑貨は首都圏で気温が低かった影響で伸び悩んだ。
【関連記事】大手百貨店の7月売上高 夏物の正価品が堅調 3社が前年を上回る
三越伊勢丹は、伊勢丹新宿本店が7%増、三越日本橋本店が15%増、銀座店が1%増だった。国内客売り上げが5%増で、ラグジュアリーブランドや宝飾品・時計など高額品が伸びた。
高島屋は日本橋店が12%増、新宿店が10%増だったほか、京都店、横浜店、玉川店などが前年を上回った。国内客売り上げは5%増で、ラグジュアリーブランドなど高額品や食料品が堅調だった。
大丸松坂屋百貨店は、大丸札幌店が15%増、京都店、神戸店が9%増。国内客売り上げは2%減で、売り場縮小の梅田店を除くと3%増だった。
阪急阪神百貨店は、阪急うめだ本店が10%増、阪神梅田本店が5%増。国内客売り上げは約1割増えた。
近鉄百貨店は、あべのハルカス近鉄本店が6%増。催事、イベントが寄与し、入店客数が前年を上回った。全社売上高の減少は前年の万博会場売り上げの反動が影響した。
インバウンドは、ラグジュアリーブランドなど高額品が伸びたことで、客単価が大幅増となった。免税売上高は三越伊勢丹が12%増、高島屋が7%増。大丸松坂屋百貨店は2%減で、梅田店を除くと5%増だった。
