ららぽ新三郷、開業以来の最大改装

2015/08/06 10:20 更新


 三井不動産は広域型SC、ららぽーと新三郷(埼玉県三郷市)で09年の開業以来最大規模の改装を行う。9月19日と11月21日に分けて、全店の約3分の1にあたる66店を刷新する。主にファミリー向け、食、ファッションを強化し、「多世代で楽しめる駅直結のエンターテインメントモール」として競争力を高める。15年3月期売上高は約284億円(前期比約1%減)だったが、大型改装完了後の来期は300億円を目指す。

 今回の刷新では、埼玉県内初出店15店を含む44店を新たに導入し、既存22店を改装する。

 ファミリー向けでは、米国のビーズクッション専門店「ヨギボー」や子供向け写真館「こども写真城スタジオアリス」、キッズファッション「ラッドチャップ」などを導入し、既存の大型店「アカチャンホンポ」などと合わせて「近隣のSCに負けない集積」を作り出す。既存店のテーマパーク「トーマスタウン」を改装、アミューズメント施設「ラウンドワンスタジアム」で新たな子供向け遊具を導入するなどしてコト提案も強める。

 昨年から開始した、同社の子育て中の女性社員の意見を活用するプロジェクト「ママ・ウィズ・ららぽーと」のアイデアに基づき、ファミリーや子供向けの機能やサービスを強化する。1階の共用部にデジタルサイネージ(電子看板)や知育玩具で遊べるゾーン「キッズパーク」、2階のフードコートに子供の遊び場と座敷タイプの小上がり席で構成する「キッズルーム」を新設する。

続きは繊研新聞で



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