レディスメーカーの17年春物で、デニムアイテムの引き合いが強く、16年春夏に続く人気となりそうだ。パネル加工やカットオフ、ハイウエストやワイドなどの傾向は続く見込み。市場で数シーズン支持のあるセットアップも、デニムやデニム風素材を使ったものが増えている。
■アントゲージ
「アントゲージ」(スペシャル)はパネル加工、ハイウエスト、ワイド、カットオフ、イレギュラーヘムが昨年に続いて人気の要素という。パネル加工のハイウエストのパンツは1万4500円。
■エスペラック
「エスペラック」(インフィニティ)はデニムシリーズを充実させた。人気は裾をカットオフしたロングの羽織り物。1万6500円。同じくカットオフしたパネル加工のワイドパンツやタイトスカート、キルティング風のブルゾンなどを作った。
■ブージュルード
「ブージュルード」(リンクイット)は、リヨセルデニムのブラウスにふんだんに刺繍し、タッセルをアクセントにした。7900円。
■デニシェ
「デニシェ」(スティルフラン)は、8オンスの柔らかなムラ糸デニムを使って、ショールカラーのジャケットとフレアパンツのセットアップを打ち出す。縫製は岡山・児島。ジャケット1万7800円。パンツ1万5800円。
■ソルト
綾織デニムでなくても、インディゴカラーのデニム風の素材も広がっている。「ソルト」(ドリーム)は、リネン100%のセットアップを提案する。ジャケットはブランド立ち上げた16年春夏物でも人気の形の着流しタイプで3万6000円。