有力ショップレディス 25年秋冬は「想定より早く動いた」

2025/12/25 06:29 更新


売れ筋となったスエードブルゾン(「メリル・ロッゲ」25~26年秋冬コレクション)

 有力ショップに聞いた25年秋冬は、「想定よりも早い動き出しだった」という店が多い。長い夏・短い秋への対応として、今年は秋服の投入を遅らせる、晩夏の提案を継続するなどのMDの変更が目立ったが、昨年より一足早い10月下旬に気温が下がり、「見込み通り」とはならなかった。

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 エストネーションは、秋物の本格化を8月から10月に変更。10月から中軽衣料、11月から重衣料を提案する予定だったが、「10月から気温の下がり方が急だったためニットアイテムとコートの活性化が想定より2週ほど早まった」という。

 ドゥーズィエムクラスは、本格的な立ち上がりを後ろ倒しにし、端境期にすぐ着られる薄手の新作の投入を増やしたが、「立ち上がりの9月から顧客を中心に高い購買意欲。気温に左右されることなく好調なスタートだった」。ユナイテッドアローズも、「暑くても秋冬の気分のものを装いたいというモチベーションが高かった」。

 このような結果を受けて来シーズンは、「底堅い中軽衣料のヒット品開発に注力する」(エストネーション)、「気温の変化や客のマインドを敏感に感じ取り、店頭での打ち出しを連動させていく」(ユナイテッドアローズ)という。

 ドゥーズィエムクラスは、今年と打って変わって「より早い段階で客を巻き込んだプレビューを実施。トレンドやシーズンの流れをリードするブランドとして、立ち上がりの時期を前倒しする予定」としている。

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