今期(25年3月期)はクラボウグループの3カ年中期経営計画の最終年度だ。そのなかで、クラボウインターナショナルは着実に計画を遂行中。〝素材メーカー系商社〟として生地から縫製までの物作り、品質管理において、高度な知見・ノウハウを発揮している。5月から指揮を執る中川社長に足元の状況と今後の戦略を聞いた。
(小堀真嗣)
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今上期は前年同期、計画のどちらと比較しても増収増益でした。前期はコロナ明けのリベンジ消費を背景に堅調で、その流れを今上期も引き継いで良い状況でした。テキスタイルは円安が追い風となって輸出が堅調です。ユニフォームは顧客との取り組みが実り、受注が堅調でした。カジュアルは全般的に低調でしたが、小ロット対応、QRの機動力が評価されて何とか受注を確保しました。
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