子育てデザイナーズ協会(井上誠也代表理事)は、育児のしやすい寛容性のある社会形成を目指して、1歳半から5歳ごろの子供イヤイヤ期に向けた「イヤイヤ期Tシャツ」をクラウドファンディング(CF)のレディーフォーを活用して製作する。CFで調達した資金で、利用シーンや用途に合わせた2種類のTシャツを販売する。CFは9月10日まで。目標額は25万円。
普段着として違和感なく着られるようメッセージ性を抑えて「イヤイヤ期要素」をさりげなく入れたデザイン性の高いタイプと、協会のロゴを入れて文字をベースにしたメッセージの強いタイプの2種類を作る。
同協会は子育て全体を総合的に設計し、スマートな育児スタイルを確立するサービスを提供する目的で18年7月に設立した。イヤイヤ期Tシャツのプロジェクトは、「イヤイヤ期の子供に出会ったら、周囲の大人が積極的に手を差し伸べてあげる、声をかけてあげる、優しい目で見守ってあげる。Tシャツを通じてそのような社会を実現したい」との思いから始まった。