山城屋、コーレルが国産吸水サニタリーショーツ「ルナーラ」を発売 新たな事業の柱作りへ

2022/04/27 06:28 更新


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特許技術で横漏れ・伝い漏れを防止

 レディスインナーメーカーの山城屋および販社のコーレル(奈良県橿原市、宮嵜充弘社長)は、吸水サニタリーショーツのオリジナルブランド「ルナーラ」を立ち上げた。創業60年余り、カタログ通販向けのOEM(相手先ブランドによる生産)が主力だが、新たな事業の柱作り、OEMを含めた企画提案力の強化が狙い。一昨年にホテル業から家業に転身した宮嵜全史氏が〝4代目〟候補として4月から手掛けている。

 1959年の創業で、女性下着を製造・販売している。橿原の工場にはCAD(コンピューターによる設計)、裁断設備、約130台のミシンを備え、ショーツ、サニタリーショーツ、軽失禁パンツ、ガードル、肌着などを生産する。創業期から国産を貫き、特許技術も数多い。

 ブランド名は、女性の新しいライフスタイルを提案していくというオルタナティブ・ライフスタイルから3文字を取り、これに奈良を組みわせたもの。ブランドマークには、奈良の八重桜をモチーフに取り入れた。最大60ミリリットルの液体吸収力を持ち、縫い目を内側に入れる特許構造で「横漏れ・つたい漏れ」を防ぐ。肌側から吸水・拡散、吸水・保水、防水の三つのシートを配した3層構造で、機能性とさらっとした着け心地を併せ持つ。ヒップハング(税込み2400円)はブラック・ピンク、スタンダード(2800円)はブラック・ベージュの2タイプを揃える。

ヒップハングタイプは2400円

 4月からベイスでの販売に着手、4月末からは自社サイトを立ち上げる予定で、順次、新企画や新しいアイテムを拡充する。インフルエンサーやユーチューブの活用などを具体化していくほか、市内の中学校での啓蒙・販促活動など地道な取り組みも進める考え。台湾向けの試験出荷を開始するなど、全史氏の語学力を生かした海外向けにも着手している。「まずは第一歩。国産の安心感を武器に、仮説・修正を重ねながらしっかりとブランドを育てていきたい」という。

ブランドを主導する宮嵜さん

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