靴下メーカーのニット・ウィン(奈良県葛城市)は、自社ブランド「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」(ニシグチ・クツシタ)を中心に海外市場での販売を加速している。19年から輸出を本格化し、コロナ禍の制約のなかで、情報発信の強化やウェブ商談での市場開拓に努めてきた。
(山田太志)
今年に入り、7月ベルリン、8月ニューヨーク、9月ロンドンと各地のリアル展示会に出展してきた。ウェブ上だけだった販売先との商談が一気に進んだ。来年1月にはパリ、6月にフィレンツェにも参加、さらに弾みをつけたいと期待している。ライフスタイル提案型ショップなどを主に、30カ国・200店へ販売し、同ブランドの輸出比率は45%に高まった。
初の直営店も順調
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