「キノ」が神宮前に直営店、メンズのサイズオーダーも

2018/11/21 06:26 更新


 レディスウェア、メンズウェアの「キノ」(石川智恵)は17日、東京・神宮前のアトリエに併設する直営店を開いた。

 道路に面したビルの2階で、白ベースの空間に黒の直線的な什器を置いて、服の魅力を引き立てる。昨年15周年を迎えた同ブランドは、カッティングと配色の変化を強みに大人の女性から支持を得てきた。最近は、百貨店の催事販売でも実績を上げている。

 同店では、09年にスタートしたメンズラインもフルで扱う。これまで展示会での受注販売が中心だったが、「雑誌の掲載で消費者の問い合わせが多くなっていたので、直営店を開いて対応できるようにした」という。メンズのパタンナーと組んで作りの良さにこだわり、生地の風合い、色柄には女性らしい柔らかなセンスが反映されている。定番を含めて1シーズン20型近く揃え、S、M、Lサイズ以外のカスタムオーダーも受けている。

 店内の一部では、16年に始めたオリジナルのドッグウェアも販売する。また、レディスウェアとの相性の良いジュエリーブランドの展示販売も計画している。

レディスウェアと表面変化に富んだテキスタイルを使ったメンズェアを揃える


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