キーホルダータイプの財布の提案が増えている。財布のサイズが年々小さくなっているほか、バッグが小ぶりになっていることも反映。物を持ち歩くにもハンズフリーであることが重要になっており、バッグやベルトなどに引っ掛ける財布が注目されている。
【関連記事】楽天が18年ヒット番付発表 横綱に「懐古消費」
ヤマニが「パトリックコックス」で提案したのは、キーホルダータイプの財布だ。素材はPVC(ポリ塩化ビニル)で、中は札を挟みこめるようになっていて、簡易ポケットも付いている。ナスカンを付けて引っ掛けられるようにした。3000円。企画に改善の余地があり販売は未定だが、「アクセサリー感覚の財布への期待の高まりは感じている」として今後も開発していく。
スタイルは来春の新ブランド「ミラ・ショーン」で、アクセサリー感覚の革小物としてキーホルダーになるリング付きのシリーズを出した。イエロー、ピンクなどの明るい色が特徴で、財布のほかにカード入れやポーチなどの小物を揃える。財布は小銭入れ(7000円)、3段のカード入れと小銭ポケット、ポケット、キーリングが付いたL型ファスナーの札入れ(1万円)の2型。