ケンゾー 「高田氏が生まれた日本」称賛する展覧会 

2017/12/05 04:28 更新


 「ケンゾー」は7日から、東京・表参道のジャイル3階のアートスペースで、「ケンゾー・セレブレイツ・ジャパン」展を開催する。18年2月24日まで。クリエイティブディレクターのウンベルト・レオンとキャロル・リムによるケンゾーのクリエイションを発信する。

 イベントのタイトルは、ケンゾーの創始者、高田賢三氏が生まれた日本を称賛する18年春夏コレクションに由来する。70年代、パリで活動していた高田氏の作品はファッション業界に大きな影響を与え、多くの外国人デザイナーの希望となった。そんなメゾンの歴史を大切にするレオンとリムが、原点ともいえる日本に焦点を当てた。

 新作のミューズは、音楽家の坂本龍一とモデルの山口小夜子。世界的に知られる二人の感性から着想して、色柄を楽しくミックスしている。同展では、その新作を国内先行発売するほか、スニーカー「ケンゾー・ムーブ」のジャイル限定カラーを販売する。また期間中に2万7000円以上購入すると、限定のピンバッジがもらえる。

18年春夏コレクションのショーのバックステージ


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