「ケイタマルヤマ」 アーカイブ生地の商品が人気

2020/07/30 10:58 更新


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 「ケイタマルヤマ」はここ数年、アーカイブ生地を活用した商品が好評だ。コロナ禍の外出自粛期間中も、アーカイブ生地のパッチワークバッグが顧客に人気となり、マスクやエプロンは新規客のエントリー商品となった。潜在顧客の購入が増えたことで、ECの売り上げが6倍になった。

(青木規子)

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 コロナ禍は、アーカイブ生地を使ったさまざまな商品を自社ECやSNSで提案した。顧客に人気だったのは、アーカイブ生地を使ったパッチワークバッグ(1万8000円)。20年近く蓄積してきた無数のアーカイブ生地を元に、アトリエチームが各自宅で手作りした。

パッチワークバッグ

 パッチワークの色柄の組み合わせは多種多様。客が選んだ三つのキーワードを元に、デザイナーの丸山敬太自身が一つひとつ、生地やパーツの色合わせを考えて構成する。受注数はコロナ禍の2、3カ月で約300個。受け取った人の多くが、ケイタらしいハンドクラフトとパーソナル対応に喜んで、インスタグラムなどのSNSにアップした。

かごバッグにもアーカイブ生地のポンポンが飾られている

 アーカイブの生地や柄は、新規顧客も引き付けている。ヒットしたのはマスク(2000円)。ケイタの世界観は好きだが、服を買うのはハードルが高いという潜在顧客がコロナ禍にこぞって購入した。販売数は3000個。「潜在顧客が想像以上にいることがよくわかった」という。

 同時期にジーユーで販売したパジャマもよく売れた。結果、多くの新規客がケイタとの距離を縮め、自社ECにアクセスするようになった。会員登録しなくてもECで購入できるようにしたことも売り上げを後押しし、4~6月のEC売り上げ前年比は6倍になった。

 7月1日からスタートしたチャイナドレスフェアも好評だ。インスタグラムと連動しながら発信した結果、いくつかの商品はあっという間に完売した。

チャイナドレスフェアのドレス

 ブランドを象徴する素材と柄に焦点を当て、顧客一人ひとりに向けたサービスを強化することで、ブランドの価値を高める。そんなビジネススタイルが顧客満足度を高め、潜在顧客の掘り起こしを促している。

 20~21年秋冬は、キルティングアウターやトートバッグの刺繍サービスを開始する。星やドラゴンの刺繍パーツを自由にアップリケすることができる。全部乗せも可能だ。

アウターやトートバッグにアップリケできる刺繍パーツの一部
20~21年秋冬コレクションのキルティングアウターは、刺繍パーツのアップリケが楽しめる

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