川北縫製、熟練職人と作る新メンズ

2016/04/08 06:18 更新


 カットソーメーカーの川北縫製(香川県さぬき市、電話0879・43・3224)は今秋冬物から、「ハンドシェイク」をスタートする。日本の様々な技術に長けた職人や工場とタッグを組んで作るメンズブランドで、デザインは同社の主力ブランド「カーリー」を手掛ける伊藤裕之さんが担う。

 「カーリーを続ける中で、(川北縫製が)使う素材へのこだわりが強いと知られるようになった」と伊藤さん。素材提供を持ちかけられることが増えてきたものの、素材によっては高価で、「カーリーの価格帯には合わない物もあった」という背景から、別ブランドとしてハンドシェイクを立ち上げた。

 ファーストコレクションでは4シリーズを発表。カシミヤ95%のコートに使った素材は、表と裏で糸の種類を使い分け、風合い、着心地の上質感を追求した縮絨ニット。表は特殊な技術で極めて細く長く紡績した糸、裏は一般的なカシミヤ糸より膨らみがある糸を使い、カシミヤ特有の柔らかさ、滑らかさにバルキー性を加えた。「仕上げが肝」(伊藤さん)で、繊維を傷めないよう丁寧に揉み込んで風合いを整えた手間ひまのかかった商品だ。価格は12万6000円。

写真左から、阿波正藍染の裏毛ジャケット、カシミヤ95%のニットコート、吊り編みのパッチワーク風ジャケット、カシミヤ100%のスエット

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