コロナ禍の痛手は大きく、ストッキング業界全体でも、ドラスティックな工場縮小が続いた。大手の工場閉鎖や業種転換のほか、中堅メーカーの破綻も続いた。OEM(相手先ブランドによる生産)を主とする同社も赤字や借入金に苦しむ。年商は8億~9億円まで下降、売上高が伸びない中で、原燃料費や人件費の上昇などが収益を直撃する。「本当にコロナ禍の期間はドン底でした」。社長の金地祐一郎は苦難の日々を振り返る。
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