ジュンは、運営する13ブランドの店長が一堂に会する「YACアカデミー-ショップマネージャーの流儀-」をホテル椿山荘東京で行った。アウトレット事業部や飲食事業部、本社スタッフ(役員を含む)も加わり、計364人が参加した。
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YACとは、同社のビジョンである「ユーアーカルチャー」の略。今回の大きなテーマは、「人を美しくして喜んでいただく仕事」というショップスタイリストの役割。改めて、ブランドを代表して客と接する「ショップスタイリストがブランドの主役」であること、人にしかできないリアルなコミュニケーションとSNS発信の重要性、好奇心や美意識を磨いて人間力をつけることなどを、佐々木進社長が丁寧に伝えた。

座学としてほかに、ビジュアル・アドバイザーとして活躍する木村麗さんのセッションを実施。同社で成果を上げている販売員らが登壇し、成功体験などを共有した。元ルイ・ヴィトンジャパンのトップ販売員で〝永久リピート顧客づくりアドバイザー〟の土井美和さんによる講演もあった。「なぜ今『接客力』が必要なのか。必要不可欠な三つのマインド」を説き、参加者からは普段の業務での悩みや質問も飛び交った。

各講座の合間には、人を美しくして喜んでもらった事例として、同社販売員と顧客との実際のエピソードを、朗読で流した。物語の情景が浮かぶ演出で、会場は温かなムードに包まれた。
店長同士のディスカッションや交流会もあり、1日がかりの大規模な会となった。