チョコレートの大型イベント、JR名古屋高島屋の「アムール・デュ・ショコラ」が1月18日に始まる。同店10階をメイン会場にサテライト会場を各階に設け、70万人以上が来場し34億円以上を売り上げた昨年を上回る規模で開催する。
初登場の20ブランドを含め約150のブランドが参加し、2500種類のチョコを販売する。同店だけの限定商品は昨年よりも30種類増やして130種類となった。コロナ禍で導入していたメイン会場と一部人気ブランドの事前予約制や数量限定商品の事前ウェブ注文、オンライン販売は、開店前の混乱や事故防止を目的に今回も継続する。
同店がホームページ上で実施したバレンタインの意識調査によると、予算総額は1万~3万円が41%と依然として最も多いが、2番目に多い3万~5万円の23%に続いて、5万~10万円が13%で3位となった。予算総額3万円以上は前回調査に比べ5ポイント増加し42%にまで高まった。購入数は半数以上が10個以上。贈り先では、〝推し〟が急増。好きなアイドルやキャラクターなどの推しに贈り、直接渡せなければ写真を撮った後、自分用に楽しむという〝推しチョコ〟が広がっている。