高級紳士靴の「ジョン・ロブ」は、代表モデルであるダブルモンクストラップの「ウィリアム」の75周年を記念する新作を発売する。
ジョン・ロブの2代目当主、ウィリアム・ロブが初めてデザインしたことから、ウィリアムの愛称で呼ばれるダブルモンクトラップシューズは、1945年に英・ウィンザー公のオーダーを受けてビスポークで作ったものが始まり。75周年となる20年は三つの新作を出す。
第1弾はつま先のとがったオリジナルの木型ではなく、丸みを帯びたボリュームのある木型で、ソールも通常のダブルソールよりやや薄くしたモデル。日本での価格は18万8000円で、4月に発売する。
第2弾は7月発売。木型を変え、シボ革でソールもレザーから履き心地の柔らかいラバーにしたモデルを出す。10月発売の第3弾は、ジョン・ロブの職人が高い技術力を駆使して毎年作る「イヤー・モデル」を出す。