J&Mデヴィッドソン今期も2ケタ増

2015/05/27 06:31 更新


 英国の革製品とウエアの「J&Mデヴィッドソン」の業績が拡大している。15年3月期の売上高は前期比2ケタ増の1800万㍀だった。八木通商とのパートナーシップにより、この間、生産背景や店舗開発を強化し、販路を拡大してきた。今秋にはロンドンの旗艦店を移転オープンし、ウエアの限定コレクションも発売するなど、ブランドイメージ向上に取り組み、今期も2ケタ成長を継続する考えだ。

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 ブランドのスタートは84年。ベルトの生産を皮切りに、バッグ、ウエアと商品分野を広げてきた。現在は本国の英国のほか、日本、イタリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、米国などで販売している。

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 06年から日本での輸入販売を手掛ける八木通商との提携強化が成長の転機となった。八木通商は、13年にJ&Mデヴィッドソンの株式の76%を取得し、生産や店舗開発のサポートを本格化した。

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 バッグの生産は英国だったが、スペインにシフトし、定番モデルに加え、新モデルを増やし、ヒット品番が生まれた。日本ではセレクトショップや百貨店などに卸売り販路を広げる一方、12年に東京の青山に初の旗艦店もオープンした。

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 今後は、ブランドイメージをさらに高めるため、旗艦店の出店を加速する。今秋にはロンドンの旗艦店をメイフェアに移転するほか、パリや米国への直営店出店も計画する。ロンドン、日本の旗艦店ではウエアの「ラグジュアリーライン」も今秋、販売する。



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