ジーンズカジュアル定店観測・5月

2016/05/20 07:54 更新


スポーツ、キャラTシャツ、ショーツが人気

連休明けで客数は少なめ

 ジーンズカジュアル専門店の5月15日の定店観測は、Tシャツとショーツが好調だった。しかし観測日は大型連休後、最初の日曜日ということもあり、来店客数が少なく、売り上げは前年に比べ伸び悩んだ店が多かった。


チェーン店は夏物好調

 Tシャツやショーツの販売点数を前年に比べて大きく伸ばしたのは、低~中価格帯商品が主体のチェーン専門店。高単価商品を軸とする専門店は、4月中に顧客が夏物の先買いを済ませてしまったためか、5月に入ってからは若干停滞気味のようだ。実需志向の強い消費者は、高額品よりも値頃な商品に流れているのかもしれない。

 Tシャツは、ナショナルスポーツブランドのロゴものや著名キャラクター、動物モチーフキャラクターものが良い。主にヤング層に売れているが、ジーンズメイトでは、「インバウンド客からも好評だった」。

 マルカワは4月から、「スポーツ系、キャラクター系Tシャツを2枚購入で2900円という値頃価格で打ち出している。販促が実り、販売点数を大きく伸ばした」とする。メソッドでは、襟元にサングラスを掛けているようなプリントTシャツも良い。「1枚での着用はもちろん、羽織り物のインナーとして着る際もプリントが映えるため、ヤングから大人まで支持している」という。

続きは繊研新聞で



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