《ジーンズカジュアル定店観測12月》高単価アウターが動く

　ジーンズカジュアル専門店の12月14日の定店観測は、気温の冷え込みでアウターの動きが良かった。一部の店では外交問題の影響で中国人客の減少もあったが、インバウンド需要は依然として堅調。国産ジーンズを求める客が特に多い。

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暖パンより定番

　ヒノヤではインバウンドによる国産ジーンズ購買が衰えない。売れ筋は「桃太郎ジーンズ」だ。「モモタロウ！」と指名買いで問い合わせする英語なまりの声が飛び交っている。メインは東南アジア、欧州、韓国からの客。ワイドフィットの需要が大きいが、最近は比較的細身のモデルも売れるようになってきた。