ジーンズカジュアル専門店の7月14日の定店観測は、連休の中日ということもあり、国内客の買い上げが目立つ店もあった。トップは引き続きTシャツが中心で、従来とは違う素材の訴求に手応えを見せるところもある。ボトムは気温が高いこともあって、ジーンズの勢いは若干鈍かったが、夏用ジーンズやカラーパンツ、ショートパンツは前月よりも動いた。
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土産需要で和柄
「Tシャツ中心の日が続いた」(ロフトマン1981)、「トップ、ボトムともに昨年同様に接触冷感、速乾、消臭など夏に欲しい機能のアパレルが好調」(マルカワ)など、Tシャツの動きが目立った。
これまでは度詰め天じく、ヘビーオンスなどのガッシリしたものが強かったが、新しい素材の提案に手応えが見られる。ロフトマン1981は、「カレドアー」のメリノウールTシャツ、「ウティー」のリネン100%の鹿の子のヘンリーネック長袖などが好感触だ。たんす在庫にない素材として推したところ、顧客を中心に反応が良かった。大正紡績のオーガニックコットンの超長綿「アルティメイトピマ」を使った国産Tシャツ「エイジ」の期間限定店も、着心地の良さが好評で、期間を延長している。
タイガースブラザースは、前年同様に好調な「グッドオン」のヘビーオンスTシャツに加え、「ヨネトミニューベーシック」の上質素材のTシャツが、「素材感を重視するお客様に好評」だった。「バーバリアン」の半袖ラガーシャツ、「セントジェームス」の半袖トップも良かった。
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