ジーンズカジュアル専門店の12月10日の定店観測は、週末の気温上昇により冬物アウターの売れ行きが鈍化し、前年を下回る店が目立った。一方でインバウンド(訪日外国人)の取り込みに成功した店などでは、売り上げを伸ばしたところもあった。
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スウェットやニット
「トップの売れ筋は変化していない」と話すライトオンでは、「ベンデイビス」のハーフジップや、「マーク・ゴンザレス」のクルーネックのスウェットトップが好調だ。マルカワでも「ディスカスアスレチック」の裏ボアスウェットなどが動いた。タイガースブラザースでは、「インバーアラン」のニットトップが売れるなど、アウターよりもトップが動いた店が多い。
アウターが動いたのはヒノヤなど。スタジャンが例年に比べて売れており、「ホワイツビル」などのブランドが好調だ。「バズリクソンズ」のピーコートやデッキジャケットも好調。ミリタリー感が出すぎず、着こなしの幅が広いとして受けているという。
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