《ジーンズカジュアル定店観測12月》気温上昇でアウター鈍化

2023/12/15 12:30 更新有料会員限定


 ジーンズカジュアル専門店の12月10日の定店観測は、週末の気温上昇により冬物アウターの売れ行きが鈍化し、前年を下回る店が目立った。一方でインバウンド(訪日外国人)の取り込みに成功した店などでは、売り上げを伸ばしたところもあった。

【関連記事】《ジーンズカジュアル定店観測11月》アウター全般動き出す ウォーム感あるパンツも

スウェットやニット

 「トップの売れ筋は変化していない」と話すライトオンでは、「ベンデイビス」のハーフジップや、「マーク・ゴンザレス」のクルーネックのスウェットトップが好調だ。マルカワでも「ディスカスアスレチック」の裏ボアスウェットなどが動いた。タイガースブラザースでは、「インバーアラン」のニットトップが売れるなど、アウターよりもトップが動いた店が多い。

ハーフジップスウェットが今年のヒットアイテムに(ライトオン)
「マーク・ゴンザレス」のスウェットが好調(ライトオン)

 アウターが動いたのはヒノヤなど。スタジャンが例年に比べて売れており、「ホワイツビル」などのブランドが好調だ。「バズリクソンズ」のピーコートやデッキジャケットも好調。ミリタリー感が出すぎず、着こなしの幅が広いとして受けているという。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事