日本靴下協会・求評展 大賞にアツギのヒールスカーフ

2018/10/10 06:25 更新


 日本靴下協会は、デザインや技術に優れたメイド・イン・ジャパンのレッグウェアを選ぶ「靴下求評展」の審査会を開き、大賞にあたる経済産業大臣賞にアツギのヒールスカーフを選出した。応募総数は63点。

 靴下求評展は日本の靴下業界活性化や技術力向上を目的に開催されている。今回は24回目。審査委員長は喜夛輝昌日本靴下工業組合連合会・日本靴下振興事業協同組合理事長が務めた。

 経済産業大臣賞に選ばれたアツギの作品は、パンプスのヒールに通して足首に結んで着用するアクセサリー感覚のアイテム。ストッキング編み機で編み立て、染色・セット・縫製して作るリボンは、リバーシブル仕様で、結び方も自由に楽しめる。

 経済産業省製造産業局長賞は福助のトロンプルイユストッキングとグンゼのプリズム柄タイツ、日本靴下工業組合連合会理事長賞はナイガイのパズルのようなストライプ足袋ソックス、岡本のクモ柄ソックス、グンゼの花束をイメージしたデザインソックス、日本靴下協会会長賞は助野の水泳用ソックス、グンゼの基盤の配線をモチーフにした幾何学柄タイツ、岡本の部分的な起毛でライオン柄を描いたソックスが選ばれた。

 特別賞は砂山靴下のリラックスタイム向けトウレスオーバーニーソックスと、福助のインターシャ編み機によるフェアアイル柄ソックスに決まった。

パンプスのヒールに通して足首に結ぶヒールスカーフ


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