ジャパンイマジネーション(東京)のレディスカジュアルブランド「エージープラス」は、19年秋冬からコンセプトやターゲットを再設定する。ベーシックブランド「エージープラスパークアベニュー」とともに立ち位置を明確にする。
エージープラスは10~20代を対象としていたが、20代前半に設定し直す。「いくつになっても可愛くいたい」女の子に向けて、秋冬は〝ビンテージガーリー〟をテーマとした。80年代を思わせる素材を使い、デザインボタンやウエストマークをポイントにする。リップ柄や花柄のオリジナルプリントで、ワンピースやプリーツスカートも作った。パールモチーフ使いなどの雑貨も充実する。以前よりも中心価格を上げ、ワンピースは3900~4900円を5900~6900円に、スカートは2900~3900円を4900~5900円に変える。
逆に、20代だけでなく30代など上の年代にも対応するパークアベニューは中心価格を下げるとともに、ボトム2980円、ブラウス2480円など、より細かい設定でお得感をアピールする。シーズントレンドを適度に取り入れつつ、遊び心のあるベーシックな商品を揃える。
出店立地によって顧客の年齢層が異なるが、今後は2ブランドの商品構成比にメリハリをつけながら、各店に合った品揃えにする。