日本航空(JAL)とカリモク家具は10月7日まで「アップサイクリング・エアラインJAL カリモク」展をギャラリー「カリモクコモンズ東京」で開催している。
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退役したボーイング777をJALが日本国内で解体し、その部品や内装材などを7人のデザイナーが家具やインテリア、バッグなどにアップサイクルした。6月に開かれたインテリアライフスタイル展(メッセ・フランクフルト・ジャパン主催)で発表したものを一般公開した。当初JALはマニア向けにパーツを販売する一方で、革張りシートでトートバッグなどを製作して自社サイトで販売してきたが、木製家具のリサイクルに取り組み、数多くのデザイナーと人脈を持つカリモクと協業したことでデザイン性の高いアイテムに仕上げた。
会場では機体にある点検孔と木材を組み合わせたテーブルや貨物室の壁装材を使った収納ケースなどが展示されたほか、ソファやキャビネットなどカリモク家具とのコーディネート例も紹介している。