「宝はたくさんある」。繊維事業の強みについて、そう語るのは伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO(最高経営責任者)だ。純利益を積み上げてきた自信とともに、過去の失敗を繰り返さない決意がにじむ。
(高田淳史)
体力差は大きい
今期、8割方は3冠(株価、時価総額、連結純利益で商社トップ)が達成できると思うが三菱商事が相手なので何が起こるかわからない。この6年間の純利益合計を比べると伊藤忠が2兆3900億円、三菱2兆1800億円、三井物産が1兆7200億円、丸紅6500億円。利益総額では伊藤忠が商社1位だ。
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