イッセイミヤケ「ハート」20周年 皆川魔鬼子トータルディレクターに聞く

2020/01/10 11:00 更新会員限定


 イッセイミヤケの「ハート」が、スタートから20年を迎えた。節目のシーズンだが、「特別なことはせず、これまでやってきたことを先に進めていくだけ」と皆川魔鬼子トータルディレクター。その一つは、地球環境に優しい素材作りだ。

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◇廃棄物を生まれ変わらせる

 20年秋冬コレクションは「ハーベスト」。田園の風景や秋の実りを様々なテキスタイルや技法で表しています。長年、環境に優しい服を提供できるよう、天然繊維を中心に使ってきましたが、改めて「エコとは何か」を考えました。デザインの考え方も変えています。これまではテーマに沿ってイメージを構築していましたが、今回は自分たちが使ってきた技術や素材にテーマを探しました。

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