バレンザ、シーン別構成でセット率上昇

2016/06/06 06:32 更新


 イズムグループ(神戸市)はミセス向けブランド「バレンザ」が、今年春から売り上げを伸ばしている。3~5月の既存店売り上げは前年同期比8%増。スポーツ、マリンなどシーン別商品構成にしたところ、セット率が上昇、新規客も増えたのが理由だ。

 同社は今年創業35周年を迎えたのを機に、全ブランドのMDを見直した。バレンザは美しい縫製、精緻な二次加工を取り入れたモノトーンを特徴とし、コアなファンをつかんできた。これまではトラベル、カジュアルといったイメージの服が多かったが、スポーツ、オフィシャル、マリンと着用シーンを広げた。特にスポーツの反応が良く、セット率、客単価が上がるとともに、新規客獲得のきっかけになったという。

 

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