井上、松本駅前の百貨店を来年3月末で営業終了

2024/04/25 18:00 更新


 長野県松本市の井上(井上裕社長)は松本駅前の店舗を25年3月末で営業終了する。百貨店機能は自社の郊外SC「アイシティ21」に統合する。

 井上は創業139年の老舗百貨店。1979年から現店舗(売り場面積8300平方メートル)で営業を続けていたが、建物が老朽化、大規模な設備更新が必要になり、「お客様に快適にお買い物を楽しんでいただくことが難しいと判断した」という。今後は市内中心市街地にサテライト店の開設を検討するほか、アイシティ21の百貨店棟の売り場や商品構成を見直す。外商やネット事業、地域連携商品の開発など、従来の枠組みや年齢層にとらわれないSCを目指す。



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