イデー 講師招き、感性に磨きをかける勉強会

2017/08/17 04:20 更新


「HAGISO」プロジェクトを進めている一級建築士の宮崎晃吉さんを招いた

 インテリアショップ「イデー」を運営するイデーは社内向けラウンジ「ウノーブ」(右脳部)を開催している。社内外から講師を招き、様々なライフスタイルに触れて時代の求める空気を探りながら、感性を磨きをかける勉強会だ。

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 ウノーブは自由が丘店に朝、全店からスタッフが集まるもので、14年から毎月1回、開いている。意見交流しながら、暮らしやライフスタイルについて多角的に考え、仕事への感度やモチベーションを高めていくのが狙い。親会社の良品計画のスタッフも参加している。

 7月は東京・谷中で町並みを守り、魅力的な場所にしていこうという「HAGISO」プロジェクトを進めている一級建築士の宮崎晃吉さんを招いた。

 学生時代に谷中の木造アパート「萩荘」に住んでいた宮崎さん。アパートは東日本大震災後、解体される予定だったが、解体を免れた。これをリノベーションしてカフェ、ショップ、ギャラリー、レンタルスペースなどを含む公共施設HAGISOとして再生した。昭和の雰囲気を残すことで、人が集まる魅力的な街作りに取り組んでいる宮崎さんの話から、ウノーブ終了後、谷中の現場を見学するスタッフも多いという。




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