《テキスタイル製造卸トップに聞く》イチメン社長 小川佳久氏 連携を強めて販路拡大へ

2024/05/15 12:30 更新有料会員限定


小川佳久氏

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企画のスパンに変化

 ――ここまでを振り返って。

 2月決算の3月スタートなのですが、前半はコロナ明けのリベンジ消費の名残があり、夏場までの動きは良かったと思います。しかし、昨今のSDGs(持続可能な開発目標)の流れなのか、業界全体として以前は在庫を多く持っていたところを、少数生産で売り切ってから次の企画へ、という傾向があります。従来と同じ追い方をしていては良くないな、と感じました。

 現状では、一般的に24年秋冬向けの商談が進んでいると思いますが、当社では高級品ゾーンの25年春夏向けで商談が進んでいます。

 ――主力であるシャツ地の動きは。

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