笹川さん
ゴルフを若い世代に広げようとする動きが強まっている。ゴルフメディア『ハイプゴルフジャパン』編集長の笹川陽介さんは、若い世代にその魅力を伝えるため、8月に斬新なゴルフイベント「ハイプゴルフ・インビテーショナルインジャパン2022」を企画し、話題を集めた。開催の狙いなどを聞いた。
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チームスポーツなら下手な人は加われないし、サーフィンにもヒエラルキーがある。しかし、ゴルフは技術に差があってもメンバーと一緒の時間を共有でき、よっぽどのことがなければ仲良くなれる。僕自身、ゴルフを通じて色々な出会いと機会を得られ、世界が広がった。こうしたゴルフの良さを多くの人と共有し、若い世代に伝えたい。
日本のゴルフ場は郊外の素晴らしい環境にあり、手入れも行き届いているにもかかわらず、生かしきれていないと感じていた。そこでゴルフ場の可能性を引き出すため、あえて振り切った形のゴルフイベントを開催してみた。敷地内にドーム型のステージを設け、レゲエアーティストらを招き、夜も外で語り合えるようにして。場所は会員制の名門コースですが、その格式の高さとイベント内容とのギャップが大きく、業界関係者からは面白いと評判になっている。
僕らが意識しているのは、これから主役になる10～30代。彼ら・彼女らに「ゴルフってこんなにカッコいいの？」「こんなに面白いの？」と思われることを続けたいと思っている。
ハイプゴルフ・インビテーショナルインジャパン2022
ゴルフコンペ以外にもファッションや音楽、飲食、体験アクティビティーなどが融合したイベント。ゾゾやアディダスジャパン、ビームス、ニューバランスジャパン、ジュンなどが協賛・協力した。有名俳優やモデル、アーティスト、インフルエンサーら約150人を招いた。
