アッシュ・ペー・フランスは、6月30日をもって合同展示会運営を軸とする「ルームス」事業を休止する。関連する各種SNSも30日に更新を停止。公式ウェブサイトは7月31日をもって閉鎖する。ただし、事業自体は「完全に廃止ではない」（アッシュ・ペー・フランス）とし、人員や収益面などの課題がクリアできた後、再開の可能性もあるとしている。
現在開催中の「ルームスオンライン」（9月30日まで）及び「ルームス×Eサロンインキュベーションプロジェクト」（7月31日までと9月30日まで）は、会期は変更せず開催する。
ルームスは、独立系のクリエイターブランドを集めた合同展示会のはしりとして2000年にスタートし、ファッション、アート、ライフスタイル、地場産業など様々なクリエイションを発掘、支援、発信する場として、業界内外で注目されてきた。
最盛期は500～600ブランドが出展、2万人規模の来場者を集めた。リアルでは、昨年10月の第44回の開催が最後となっている。
なお、同社の店舗における小売り事業は休止、廃止の予定はなく平常通り店舗営業を継続する。
