池田美優さん（左）と桜田通さん
リデザインウェアパーク実行委員会（企画・ホープインターナショナルワークス）は12月10日、東京・青山の表参道ヒルズのスペースオーでサステイナブル（持続可能）なファッションイベント「リデザインウェアパーク2022」を開催した。感染症対策のため人数制限を設けたが、第1部では150人以上が来場した。
今回が初開催。「衣類を処分せず再利用して、より長く、愛用できる文化を日本に」をテーマに企画した。池田美優さんをはじめとする人気のタレントを起用し、若い世代の参加を狙った。高村三礼ホープインターナショナルワークス社長は「たくさんの協賛企業のおかげで開催することが出来た。今後も同業他社を巻き込んで業界のためになる発信をしたい」と話した。
池田さんと俳優の桜田通さんによる「捨てる服を減らすにはどうする？」がテーマのトークショーやファッションショーを行った。アパレルの過剰在庫などについて学び、「服の意味を考え直すきっかけになった」と池田さん。
また、リメイクウェアのコンテスト「リデザインファッショングランプリ2022」の表彰式も行った。ティックトックに投稿された応募作品の動画から最優秀賞、優秀賞を発表した。最優秀賞は大学3年生の南咲希さん。「祖母にもらったが形が古く、なかなか着られなかった」という赤いジャケットをリメイクした。「服への思い入れが深まった。今後も自分で作った服を発信したい」と話した。
入場料は無料で、同社が開発したアプリ「リデマ」（現在はiPhoneのみ先行）を提示し、入館できるようにした。今後もアプリの認知度向上のためにイベントを行う予定だ。
