H&MのCEO、日本での出店を語る

2015/05/19 14:28 更新


 H&Mは、日本で店舗数を拡大する。カール・ヨハン・パーションCEO(最高経営責任者)は、「人口比で見た場合、日本市場にはまだ出店できる」と話す。H&Mのほか、昨秋1号店を出した「コス」の店舗数も増やす。日本未進出の「アンド・アザー・ストーリーズ」などについて「時期は未定だが、日本へもいずれ出店する」という。

 H&Mは08年に日本で1号店を出し、今春50店になった。パーションCEOは、H&Mの日本での出店に関して「本国のスウェーデンは人口900万人強に対して当社の店舗数は150を越える。1億2000万人を越える人口の日本なら、当然もっと出店を広げられる可能性がある」と語った。

 今後は「適正な売り場面積、立地、家賃の場所を確保しながら出していく」。1号店を出したコスの店舗数拡大のほか、アンド・アザー・ストーリーズや「H&Mビューティ」など日本でまだ販売していないブランドの出店やネット販売についても、「日本の消費者により多くの選択肢を提供するため進出することを考えている」という。



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