SNSでの発信は、販促活動における基本業務の一つとなった。単発の話題性よりも、継続的な運用が成果を支える。商品やブランドの魅力をどう伝え、消費者とどう関係性を築くかが問われている。25年春夏の成功事例を紹介する。
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産地でしか見られない画像
TCB
TCB(岡山県倉敷市)の「TCBジーンズ」は、ジーンズ産地の児島にある自社縫製工場で作られ、海外にも販売している。「世界にも知られるこの産地で物作りをしているのが強み。大都市には出せない空気感として伝えたい」(井上一代表)とSNSを強化。色落ちした自社商品の画像が、誰もが楽しめるコンテンツとして一番反応はある。だが、「ここ(産地)でしか見られない景色」を伝えるメイキング画像も重要な役割を果たす。
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