企業向け制服を中心に幅広くデザインを手掛けるハイドサイン。ファッションディレクターの山口壮大さんとの協業によるブランドを立ち上げ、23年春夏から東京コレクションに参加。ワーク系ユニフォームで培った知見や技術を活用した日常着を提案し、25年から販売も始める計画だ。コレクションの発表や商品販売により、社会的な認知度を高め、本業でもビジネスの拡大を目指す。
(河邑陽子)
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服やデザインが好きで、大学を卒業してアパレルメーカーに就職し、配属されたのがユニフォーム事業部。一から学んだ企業向け制服の世界の奥深さを知り、30代になって総合商社の繊維本部にユニフォームの専門職として転職。海外生産や加工貿易時の生地や物流の手配から生産管理、関税や法令、各種手続きも一通り覚えたころ、経済合理性最優先ではなく、デザインや機能性を重視した制服を企画したくて、05年に独立しました。
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