エルメス、京都の庭園でオブジェ

2015/10/05 06:00 更新


 エルメスは4~11日、「独創的で遊び心あふれるオブジェが生まれる発想の実験室」と位置づける「プティ・アッシュ」の展示販売会を、京都・東本願寺の庭園である渉成園・閬風亭(ろうふうてい)で開催している。エルメス店舗外での実施は初めて。

 プティ・アッシュは、シルクやレザーなど異なる部門の職人が集い、外部のアーティストやデザイナーも交えながら、商品製作の過程で残った端切れなどの素材を使って、自由な発想で創られたオブジェのこと。ティーポットにレザーの羽を取り付けた飛行機のようなモノやネクタイの先を周辺にあしらった鏡など約300種類のオブジェを展示販売している。価格は数万円から数百万円。

 パリ左岸のセーヴル店で常設展示し、年2回程度、世界各都市の店舗でも期間限定で実施している。日本では3回目で、4月下旬から5月にかけて銀座店で開催した。今回は高島屋京都店との共催。



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